アレルギーとは

膠原病内科において、リウマチと同様にその取扱いが大きい一つとして「アレルギー」が挙げられます。
アレルギー自体も自己免疫疾患を代表する症状ですので、膠原病内科において取扱うことは特に変わったことでもありません。

さて、皆さんも既にご存知だと思いますが、ここで改めてアレルギーについて少しお話をしていきたいと思います。

免疫細胞が過剰に反応し自己の細胞を傷つける状態

そもそもヒトの免疫系は、様々な免疫細胞が体外、体内の異物と認識される存在から自己を防御するためのシステムとして常に起動しています。
しかし、この疾患にかかっている方の体内では防御反応がうまく作動しなくなっているのです。

特に顕著な症状としては、免疫細胞が過剰に反応する、自己と非自己の区別がつきにくくなり、自己の細胞を同時に傷つけてしまうという状態です。

気管支ぜんそく、全身性エリテマトーデス、関節リウマチや膠原病といった自己免疫疾患においては少なからずこのような免疫の暴走状態が発生していると考えられます。
ただ、根本的な原因がどのようなものか、ということがまだ現代医学においては捉えきれていない状況であり、対症療法が続いているのです。
近年、アレルギーに苦しむ小さなお子様も増えており、医学の新たな進歩が求められています。